5人の子の父、時々、教師

三姉妹+双子男子の子育てと、他人の子の子育て日記

就職戦線と、若手(中堅?)教員の思う事。

日々、娘達がノリを食べる様子しか書いていないので、今日は仕事のことを。

 

 

三年生の担任である自分は、進路指導部にいます。

沢山求人対応をしています。

全国的にはどうか分かりませんが、とりあえず、この界隈の景気は良いようです。

何やら、求人はたくさんあります。

 

そして、履歴書の書き方もやっています。

県下有数の進学校から、工業高校に転勤してきて、色々と考え、試行錯誤してきました。

自身の子育ても行っています。

 

そんな中、成長できる子と、できない子の違いの一つは「話を聞くか(言うとおりにする、ではない)」「ちゃんとやるか」かな、と思います。

家庭環境や、色々なパーソナリティ、環境要因は色々あります。

が、せめて、『八方塞がり』にならないためには前者、『そこそこ』になるには、後者まで必要かな、と思います。

 

なんだかんだ言って、幼稚園なり保育園から高校生まで、先生は言葉で指示を出します。

授業やら、遊びもそうですね。

直接的では無いにしろ、基本的には意味のある事です。

先生の資質も、相性もあると思います。

でも、先生の言うことを「聞かない」(言うとおりにする、ではない)のは12年近くの学校生活のうち、ほとんどを無駄にして、何となくやり過ごしているだけだと思うんですよね。

 

先生の言うことを「聞けない」生徒の多くはそこに価値を見出してないのだと思います。

まず、聞いてくれないから、こちらもなかなか苦労します。 

 

 

そして、「ちゃんとやる」は極めて日本人的な感じがしますが、「模倣も芸の第一歩」と言うより、基本的には先駆者達の事を学んでから、自分らしさが生まれます。

先人から学び、その後、うまくやるのです。

(化学の教科書なしに、『石鹸を開発』したら凄い労力ですが、現代では大した発見ではありません。先人から学ぶのです。)

ですから、「言われたことを、とりあえずちゃんとやる」生徒は、結構伸びます。

「手抜きをしない」、は「自律」にもつながりますからね。

オリジナリティを出せるかはその後ですが、まずはそこからなんじゃないかな、と思います。

 

 

 

と、まぁ、まだ試行錯誤中の教員ですが今思っていることを書きました。

一歩でも、前に進ませてから卒業させてあげたいものです。

「この子」を一歩進ませるのが我々の仕事です。

 

 

 

今日は納豆のお陰で平和な夕食が訪れました。

僕は嫌いですが、ありがとう、納豆。